みんなにやさしい街

バリアフリーとはユニバーサルデザインとは

点字ブロックについて補助犬について

ハートビルシンボルマーク人にやさしいまちづくりマーク障がい者のためのマーク

車椅子の介助について視覚障がいの方のガイドについて

バリアフリーとは

障がいのある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去するという意味で、もともと住宅建築用語で登場し、段差等の物理的障壁の除去をいうことが多いが、より広く障がい者の社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なすべての障壁の除去という意味でも用いられます。

ユニバーサルデザインとは

バリアフリーの考え方を拡大したもので、障がいの有無、年齢、性別、人種等にかかわらずすべての人にとって利用しやすいよう、あらかじめ多様な人々が利用することを考慮して「バリア」を作りださないことを目的に都市や生活環境をデザインしていこうという考え方です。

ユニバーサルデザインとは

バリアフリー化を進めていく中でユニバーサルデザインという考え方も視野にいれ、個々の施設が備えるべき基準のあり方や建築物と公共交通機関相互の連携、施設整備等のハード面のみならず人的介助等のソフト面も含めた取り組みが必要です。みんなで協力しましょう。

点字ブロックについて

点字ブロックについて

正式には、「視覚障がい者誘導用ブロック」といいます。
約30cm×30cmの四角の中に、線状の突起したブロック( 1 )と、点状の突起したブロック( 2 )があります。

1.線状ブロック

線状ブロック

「誘導」(歩く方向)を示し、線状部分の「方向」が、進む方向となります。

2.点状ブロック

点状ブロック

「警告」(一時停止)を示し、ここで、一旦停止し、この先に危険があることを知ることが出来ます。
(交差点、ホームの端、階段、障害物の手前に設置されています。)

視覚障がい者の方は、線状ブロックの上を足裏で確認しながら進む方や、線状ブロックに沿って横を歩き、杖でたたきながら確認して進む方などがおられます。

点字ブロックの上や狭い歩道等に不法駐輪が目立っています。JR松山駅周辺・大街道周辺は、条例に基づく「自転車等放置禁止区域」です。点字ブロックの上や周辺に自転車や障害物を置かないようにしましょう。

補助犬について

補助犬について

補助犬には、視覚障がい者が安全に街を歩くサポートを行う盲導犬、肢体不自由の方の日常生活をサポートする介助犬、聴覚障がい者に音を知らせる役割がある聴導犬の3種類があります。
これらの補助犬に街で出会っても、食べ物をあげたり、許可なく触れないようにしましょう。
また、不特定多数の方が利用する施設・店は、特別な理由が無い限り補助犬の同伴利用を受け入れるようにしましょう。

ハートビルシンボルマーク

ハートビルシンボルマーク

建築物を利用しようとする方にとって、その建築物が利用しやすいか否かの情報はとても有用で便利です。
法律では認定建築物や広告などに、認定を受けている旨をシンボルマークで表示することができるようにしています。

ハートビル法(正式名は「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」)は、1994年に最初に制定されました。この法律は、高齢者、身体障がい者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律で、誰もが快適に暮らせるような生活環境づくりを目的としています。

連絡先: 〒790-8571 愛媛県松山市二番町4丁目7-2 松山市 都市整備部 建築指導課
電話:089-948-6511・089-948-6974

人にやさしいまちづくりシンボルマーク

人にやさしいまちづくりシンボルマーク

このシンボルマークは、いきいきとした人々が互いに助けあう様子を表現しています。
また、下の楕円はやさしさを育む緑の大地を、上の円は誰もが快適に暮らせるさわやかな青い空を表現しています。

愛媛県では、「人にやさしいまちづくり条例」の施行を機会に、県民の皆様の「人にやさしいまちづくり」に向けた気運を高め、生活環境・社会環境の整備をより一層推進するため、「だれもが住みやすいまち」をイメージしたシンボルマークを決定しました。

連絡先: 〒790-8570 愛媛県松山市一番町4丁目4-2 愛媛県 保健福祉部 管理局 保健福祉課
電話:089-912-2383

人にやさしいまちづくり適合証交付施設

人にやさしいまちづくり条例第23条に規定する適合証の交付を受けた建築物は30施設です。
(うち松山市は14施設) ※平成22年11月末日現在

認定通知年月日 名称
平成11年2月22日 コープひさえだ
平成13年5月2日 松山観光港ターミナルビル
平成13年10月30日 伊予鉄百貨店
平成13年10月31日 伊予鉄ターミナルビル
平成15年3月27日 大浦 道の駅 便所棟
平成16年3月2日 パルティ・フジ松江SC
平成17年6月9日 パルティ・フジ夏目SC(ヴェスタ棟外1棟)
平成17年6月9日 パルティ・フジ夏目SC(カジュアル棟)
平成17年6月14日 ひよこ保育園
平成21年1月9日 ベネフィット・ワン松山 オペレーションセンター
平成21年2月16日 コープ三津
平成22年4月27日 スポーツデポ松山谷町店
平成22年7月8日 ラウンドワン松山店
平成22年8月3日 ユーミーケアたかのこ

障がい者のためのマーク

車椅子マーク(国際シンボルマーク)

車椅子マーク(国際シンボルマーク)

「障がい者が利用出来る施設である事」
このマークは、障がいのある方が利用できる建築物・施設であることを示すためのものです。

駐車場では、車椅子を横付けするスペースがなければ、乗り降りができません。上記マーク表示の横に駐車する場合はドアが全開できるスペースをお願いします。

視覚障がい者のための国際シンボルマーク

視覚障がい者のための国際シンボルマーク

世界共通のマークで、手紙や雑誌の冒頭に、歩行用に自由に使用してよいとされています。
このマークが付いた歩行者用信号ボタンのある横断歩道では、視覚障がい者が安全に渡れるよう、信号時間が長めに調整されています。
世界盲人連合

聴覚障がい者のシンボルマーク(耳マーク)

聴覚障がい者のシンボルマーク(耳マーク)

聴覚障がいを示す、国内で使用されているマークです。
聴覚障がいは、外見ではわかりにくいため、このマークを預金通帳や保険証などに貼って、「聞こえない」ことを相手に伝え、呼び出しなどの方法に配慮が必要なときなどに使用されています。
マークのある窓口では、「大声で話す」「筆談する」などの配慮をしています。
社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

「ハート・プラス」マーク

「ハート・プラス」マーク

心臓など身体の内部に障がいや疾患があることを示すシンボルマークです。
外見ではわからないこのような方々がいることを理解していただくために、広く利用を呼びかけています。
内部障がい者・内臓疾患者の暮らしについて考えるハート・プラスの会

オストメイトマーク

オストメイトマーク

オストメイト(人工肛門・人工膀胱を保有する方)を示すシンボルマークです。
排泄物の処理や装具の洗浄などができる配慮がされているオストメイト対応トイレの入口や、案内誘導プレートに表示しています。
社団法人 日本オストミー協会

身体障がい者補助犬(ほじょけん)啓発マーク

身体障がい者補助犬(ほじょけん)啓発マーク

身体障がい者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)は、一般のペットとは異なり、他人に吠えないなど特別な訓練を受けており、不特定多数の方が利用する施設では、受入が義務づけられています。
このマークは補助犬を受け入れている店舗の入り口などに貼って使用しますが、このほかにも様々なデザインのシールが、使われています。
厚生労働省社会・援護局

※身体障がい者補助犬(ほじょけん)啓発マークシールは、松山市保健福祉部障がい福祉課(電話:089-948-6936)の窓口に置いてあります。

松山市保健福祉部障がい福祉課のホームページはこちら

身体障がい者標識(身障運転者マーク)

身体障がい者標識(身障運転者マーク)

このマークは、肢体(手足)不自由の人が運転していることを周りの人に示し、安全運転を促すものです。
「幅寄せ」や「割り込み」をした場合には、道路交通法違反となります。

[ 注意 ]

  1. これらのマークを使用し、法的拘束力が発生するのは、身体障がい者標識(四つ葉のクローバーマーク)だけです。
  2. マークを使用される場合は、関係団体の承諾がいることがあります。

車椅子の介助について

段差を上がるには…車椅子は前向きに

段差を下りるには…車椅子は後ろ向きに

車椅子介助のポイント

車椅子介助のポイント
「安全第一」どの様に介助してほしいか、本人の意思を尊重し、一方通行の介助にならないよう、乗り手とのコミュニケーションを大切にしましょう!! 自分一人で無理せず、周囲の人に声を掛け、手伝ってもらうことも「介助」のひとつです。私たち障がい者も皆さんと一緒に地域でともに生活しています。気軽に声を掛けてください。

視覚障がいの方のガイドについて

視覚障がいの方のガイドについて

目に障がいがあると安全に歩くことが難しくなります。街角などで、目に障がいのある人が困っていたら「何かお困りですか?」と気軽に声を掛けましょう。

誘導の基本型

身長が同じぐらいの場合は、あなたが斜め半歩前に立ち、肘のすぐ上を握ってもらいます。また、身長差が大きい場合は肩や手を握ることもあります。ガイドする時は、まず本人にどういった方法がいいか確認した上で、安全に気を配りながら、周囲の情報を伝えましょう。